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 本場結城紬について

 



重要無形文化財 結城紬

   長年にわたり多くの先人たちの創意工夫によって織りl継がれてきた
   “本場結城紬平織り”は、昭和31年に国の“重要無形文化財”に、昭和52年
   には“伝統的工芸品”にそれぞれ指定されています。

   “重要無形文化財”に指定された技術には次の3つがあります。


         1真綿から手で糸をつむぎ出す技術

         2.手括りによる柄付け技術

         3.地機と呼ばれる古来からの織機による製織り技術

.

    
製品としては、その他に検査協同組合の定めた厳しい検査基準に合格しなければなりません 



      
本場結城紬縮み織り

    平織りが糸に撚りのかかっていない無撚糸を使用するのに対し縮織りは
   よこ糸に強撚をかけた糸を使用します。
   よこ糸に強撚糸を織り込むことで、湯通しをすると撚糸が縮み、“しぼ”ができ
   平織りとは一味違った、さらりとした風合いに仕上がります。
   
   昭和20年代から30年代にかけては縮み織りの全盛期で、生産の多くは縮み織り
   でした。しかし、平織りが無形文化財に指定されてからは、平織りの生産が急増し
   縮み織りは減産の一途をたどりました。
   数年前までは年間数十反にまで減産しました。近年縮み織りが見直され、徐々に
   ですが、生産量が増えています。それでも年間百数十反といったところです。
   
   本場結城紬縮み織りは茨城県の無形文化財に指定されています。

    
     
本場結城紬高機織り

      
本場結城紬の一部の製品には高機織りによるものもあります。
    

  本場結城紬製作工程
    真綿かけ

重曹を加えたお湯で煮た繭を、ぬるま湯の中で指で広げて
さなぎを取り出します。
さなぎを取り出した繭を5枚程度重ねて、お湯の中で繊維を
傷めないように丁寧に広げると袋状になります。
自然乾燥させると、ふっくらとした温かみのある袋真綿が出来
上がります。

    糸つむぎ

“つくし”という道具に真綿を巻きつけ、手でつむいで“おぼけ”と
呼ばれる桶に糸を入れていきます。たて糸、よこ糸等、種類によって
違った太さで、かつ太さのムラなくつむがねばなりません。
普通糸といわれるものは強い撚りをかけて丈夫に補強されている
ものですが、本場結城紬の糸は世界に類を見ない無撚糸です。
この技術の修得には、数年の修行が必要です。
一反分の糸量をつむぐには2〜3ヶ月間を要します。
   絣括り

絣の柄となる部分に染料が染み込まないよう、絣糸を綿糸でしばります。
反物の巾の間に、亀甲柄が80、100、160、200個入る概ね4段階の
クラスがあって、ひとつの巾にしばる個所は一番単純な80亀甲で160
200亀甲だと400もの個所をしばります。
一般に絣括りだけで3ヶ月ぐらい、精巧なものになると限りがありません。

直接染色法

淡い地色に濃い絣を表現する際に直接染色という技法を用います
薄いヘラに糸を巻き付けたものに染料を含ませ、一つ一つの絣になる
部分に直接染色します。
やり直しのできない、集中力と熟練が必要とされる高度な技術です。
    

たたき染め

絣くくりされた糸は紺屋で《たたき染め》と呼ばれる染色技法で
染められます。
染料を付けた絣糸を棒の先に縛りつけ、棒の先を台にたたきつけます。
糸が台に落ちた瞬間、つむぎ糸の括られていない部分が膨らんで
染料が染込みます。
たたく回数が多すぎると染料が染込み過ぎ、回数が足りないと染め
むらが生じます。
絣を括った状態によってたたく回数は変わります。
絣括り職人の技を知り尽くした染め職人の腕の見せ所です。
      藍染め

現在では、化学染料による染色がほとんどですが一
部正藍による染色がされています。
正藍独特の香りのする藍甕で、丁寧に染められます。
薄い色から一番濃い藍に染め上げるには一週間から
10日くらいかかります。
藍の状態を確認し、時には藍を休ませながら細心の
注意を払って染め上げます。


糊付け

手つむぎ糸はそのままでは弱いため、小麦粉を使って糊付け
を行い、補強します。
その後の作業に大きく影響する、たいへん重要な工程です。
季節によって、微妙に糊の濃度を調整します。
機巻き

織機にかける前の作業。1反分のたて糸を「男巻き」という
道具に巻き付けていきます。曲がらないように丁寧に巻かれ
ます。
通常は男巻きで巻く人と、たて糸を櫛で分ける先分けの二人
で行う共同作業です。
機織り(地機)

本場結城紬は地機(じばた)という最も原始的な機織り機で
織り上げます。なんと1500年もの間変わることなく使
われています。
労力も時間もかかる製法ですが、機に張るたて糸を
腰当に結び付け、腰の力で張り具合を調節するので
手つむぎ糸の弾力あるやわらかさを生かし、織る時に
無理な張力をかけません。一方よこ糸は筬で打ち込ん
だ後さらに樫材でできた重さ600g、長さ約55cmの杼で
さらに打ち込みます。こうして丈夫で軽くて暖かい本場
結城紬独特の風合いが作られます。
1反織り上げるのに早い人で1ヶ月ぐらい、高級品にな
ると1年以上かかるものもあります。
機織り(高機)

無地、縞や縮み織りの一部には高機で製織されている
製品があります。
原料糸は地機織りと同じ手つむぎ糸を100%使用していますが
高機は地機と違い、足踏み式でたて糸の上げ下げを行います。

縮織り用撚糸作業

縮み織りに使用するヨコ糸に撚りをかけるには「八丁撚糸機」
という道具を用います。
糸が切れないように水で濡らしながらの作業です。下撚りを
かけた後、もう一度本撚りをかけ、糸1m間に1500〜1800回
程度の撚りをかけます。
織り上がってから、湯に通すと撚りのかかったヨコ糸が約1割
ほど縮み、結城縮独特の風合いが生まれます。
糊抜き(地入れ)

お仕立ての前には、必ず糊抜き(地入れ)をします。
本場結城紬は製作段階で、多量の小麦粉糊を使用するため
糊抜きをしないと、カビ、虫食い、筋切れを起こしやすく
なります。
専門の業者にご依頼ください。
産地では、伸子張り、天日干しで丁寧に仕上げをしています。
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